格安ホームページがダメな理由──「無料」「制作費ゼロ・月額制」の落とし穴を実務で解剖
0. 結論(最初に)
無料や“格安”のホームページは、とりあえず公開するという目的には便利です。
ただし、事業サイト(=集客・信頼獲得・問い合わせ増)としてみると、ブランディング/SEO/拡張性/総コストの各面で後から必ずつまずきやすい。結果、作り直し+移行コストが発生し、機会損失が積み上がります。
本稿では、無料ツールや「制作費タダ・月額◯円」サービスのどこに落とし穴があるのか、そして回避策と正しい投資ポイントを、実務者目線でまとめます。

1. 無料ページがもたらす“見え方”の問題
無料プランの多くは、
- 独自ドメインが使えずサブドメイン(例:xxxx.examplefree.com)
- プラットフォームの広告表示
- 機能・ページ数の制限
といった条件がつきます。URLと広告は第一印象を決めます。BtoCでもBtoBでも、「無料っぽさ」はURL・広告・表示速度・デザイン自由度の不足として表面化し、信用や単価にじわじわ影響します。
事業の心理的な受け止め方
「無料のページの会社=会社にお金がない=会社のサービスレベルや品質も低い」という無意識の短絡推論は実在します。現実には無料でも丁寧に作れば綺麗になりますが、“無料の匂い”はURLや広告、機能制限として必ず表面化します。BtoCの初見客ほどドメイン名や表示速度、広告表示の違和感に敏感です。
こんなのが↓ページの一番上にあったらどうですか?
2. 無料・格安が「SEOに弱くなりやすい」理由
無料や格安でも理論上は検索で戦えます。しかし、実務では次の制約が累積しやすい。
ドメイン:サブドメイン運用(ブランド一貫性の欠如、移行時の資産引き継ぎが難しい)WixサポートセンターJimdo
情報設計の自由度:多カテゴリのFAQ/事例/ブログ/サービスLPをスケールさせにくい(ページ上限・機能制限)
例)ペライチのフリープランは公開ページ上限1枚・独自ドメイン不可などの制約が明記。support.peraichi.com表示速度・構造化:コアウェブバイタル、構造化データ、内部リンク戦略、地域カテゴリの増設など、“狙って勝ちに行く”実装が難しい
多地域×ニーズの拡張:工務店のように「地域×サービス」キーワードを増やす戦略では、階層設計と更新体制が勝敗を分けます。無料・格安はここで手詰まりになりがち。
補足:Wixのプレミアムでは1年目ドメインクーポン等の特典もありますが、2年目以降は更新料が必要。独自ドメイン維持費は恒常コストとして見込むべきです。
PR企画事務所はSEOに圧倒的に強い
3. 「制作費タダ・月額◯円」サブスク型のからくり(総コストで見る)
初期費用ゼロ、月額数千円のサービスはキャッシュアウトが小さく見えるのが魅力です。しかし、総額で見ると印象は変わります。
- 例)月額6,000円 × 24か月 = 144,000円。
- これにドメイン更新料、追加ページ/画像/フォーム/予約/多言語などのオプション費、更新代行費が上乗せされ、実支出が上振れしがち。
- 「仕様改定」により無料枠や機能が変わると、想定していた運用が崩れる場合も。
価格だけでなく「できることの範囲」まで含めて比較することが重要です。
4. ブランディング面の“見えないコスト”
- URLの可読性・記憶性:独自ドメインは名刺・口頭・SNSでの伝搬効率が高い。
- 広告表示:ライバル業者の広告が表示されていたら離脱が増える。
- 一貫性:独自ドメイン/公式メール/SNSプロフィールの統一は信頼の土台。
5. ベンダーロックインが「格安」を一番高くする理由
一言で
初期が安い代わりに“出口(引っ越し)”がふさがれている。
やめられない/機能を足せない/移行時にほぼ作り直し→ 時間も費用も大幅増。
なぜ格安で起きやすい?
ドメインが相手名義:住所を人質に取られて移管しにくい
データを書き出せない:文章・画像・問い合わせ履歴を丸ごと渡してもらえない
独自テンプレ/短コード依存:他のテーマやCMSに替えると崩れる
独自機能に閉じ込め:会員・予約・フォームが専用仕様で持ち出し不可
契約の縛り:長期契約・違約金・解約時の受け渡し条件が曖昧
= 「安さ」の代償が“出られない仕組み”になっている
→【撮影実績紹介】プロサッカー選手のプロフィール写真を撮影
→【選挙PR実績】猪名川町長選挙 候補者のSNS広報・WEB戦略を担当
格安で“実際によくある”落とし穴
制作費0円+月額:安く見えるが2年総額+オプションで結局割高、しかも出られない
無料プラン運用:サブドメイン・広告表示・エクスポート不可で資産化ゼロ
ページビルダー地獄:短コードだらけ→ テーマ変更で本文崩壊
問い合わせが相手SaaSに:過去データが手元に残らない
どうしても無料/格安を使うなら(被害最小の応急処置)
原稿・写真は自分のクラウドで管理(後でコピペできる形で保存)
問い合わせは自分のGoogleフォームで受ける(CSVで持ち出し可)
検証中は限定公開/noindex(ブランドを傷つけない)
URL台帳(ページ名とURLの一覧)だけは必ず作る
10. よくある質問(実務)
Q. 無料でも伸びるサイトがあるのはなぜ?
A. あります。ただし狙って伸ばす段階で、構造・拡張・速度・運用の壁に突き当たる。累積差が後から効いてきます。
Q. 月額6,000円は安いのでは?
A. 2年で144,000円。オプションと更新代行で上振れしやすい。“できることの範囲”まで含めて比較を。
Q. とりあえず始めたい
A. どうしてもならnoindexの閉じた用途に限定。事業で戦うサイトは最初から独自ドメイン+拡張設計で。
11. まとめ(判断基準)
- 事業サイトの評価基準はスピード×拡張×資産化。
- 無料/格安は見かけ上の安さと引き換えに、遅さ・制限・作り直しを呼びやすい。
- ベンダーロックインを避ける契約・権限・設計が、最終的に最安。
地域SEOに強みを活かし、問い合わせ増をめざして伴走します。
“とりあえず”の先にある伸びる構造を、最初から一緒に作りましょう。
ノーコード系・ドラッグ&ドロップ型(日本語OK・初心者向け)
Wix(ウィックス)
無料プランあり。Wixの広告+Wixサブドメイン、容量等に制限。ブログ機能は充実。wix.comネットワークソリューションズBluehostJimdo(ジンドゥー)
無料プランあり。サブドメイン運用、機能制限あり(日本語サイト/サポート)。JimdoJimdoヘルプセンターペライチ
無料だと公開ページ上限などが厳しめ(基本1ページ)。短期LP向き。ペライチヘルプTerace(テラス)Weebly(ウィーブリー)
無料プランあり。サブドメイン&広告。簡易ECも可(制限あり)。Weebly.comChillybinSITE123
無料プランはサブドメイン/250MBストレージ&帯域などの制限。SITE123Website Builder ExpertStrikingly
無料で1商品販売など最低限。サブドメイン&ブランド表示。Strikingly+1Ameba Ownd(アメーバオウンド)
無料プランは2024年以降仕様変更:公開ページ数3、独自ドメイン不可などに。Ameba Ownd Blogアメーバブログ(アメブロ)アメブロアクセスupサービスSTUDIO(スタジオ)
無料で公開可(studio.siteのサブドメイン、バナー表示等/訪問者数上限など)。Studio.DesignTerace(テラス)GORO,incGoogle Sites
完全無料で超手軽。シンプルな社内/学校向けページに好相性。Google WorkspaceGoogle ヘルプWordPress.com
無料プランでサブドメイン&広告。拡張は有料。WordPress.com+1GoDaddy Website Builder
無料で作って公開可(プレミアムは試用→必要なら課金)。GoDaddy+1HubSpot(Free CMS / Content Hub Free)
無料でサイト作成可能(ページ数など制限、HubSpotロゴ表示/独自ドメイン接続可の記載も)。マーケ機能と一体。HubSpotEmailTooltester.com
地域SEOに強みを活かし、問い合わせ増をめざして伴走します。
お仕事の依頼については、以下のフォーム、
もしくは info [at] fukumovie.com 宛てまでご連絡ください。
追って返信させていただきます。
※スパム防止策です。[at]→@にしてください。
