「クッキー」による情報収集であなたのホームページが独占禁止法違反にならないためにするべき作業

あなたが管理しているホームページが独占禁止法違反になるかもしれません。

Googleアナリティクスやアドセンス広告をしているサイト、コンプライアンス違反していませんか?個人で運営しているホームページならともかく、会社やお店のホームページであればその信用にも関わる事態にもなります。

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利用者がウェブ上でどんなページを見たかを記録する「クッキー」について、公正取引委員会は、利用者の同意なく収集して利用すれば独占禁止法違反になる恐れがあるとして規制する方向で検討に入った。「クッキー」というのは訪れたサイトの情報を記録して広告欄に同じ広告を表示させ購入を再度促すなども目的に使われます。一度楽天やAmazonで欲しいものを探すのに閲覧した際、アメブロやフェイスブックなどでさっき見た商品が広告で表示される経験があると思います。

また、ホームページ管理者なら、どのページに何人のユーザーが訪れたか調べホームページ運営に役立てるGoogleアナリティクスを実施している方も多いと思います。これも「クッキー」によるものです。

先日、兵庫県警のWebサイトで、2016年から約3年にわたり、利用者の訪問データを無断で収集していたことが分かり、Yahooニュースにも取り上げられていました。もしあなたの会社でもこのようにコンプライアンス違反でニュースになるようなことにならないために今一つ確認してみましょう。

「クッキー」による情報収集であなたのホームページが独占禁止法違反にならないためにするべき作業

Googleアナリティクスやアドセンス広告が目的で「クッキー」による情報収集を行うことは全く問題ではありません。利用者にとってよりよく便利していくためにもGoogleアナリティクスから得れる情報は必要です。それを明記していない事が問題なのです。記載するページはサイトポリシー、プライバシーポリシーなどに、【こういう目的のために「クッキー」による情報収集を行っていますよ】ということを記載するだけでOK。サイトポリシー、プライバシーポリシーはヘッダーメニューバーではなく、フッターメニューなどの方がいいかと思います。兵庫県警のWebサイトではそれが記されてなかったということ。

訪れるユーザーからしてみればサイトポリシー、プライバシーポリシーのページを確認することはほとんどないと思いますが、サイト内に記載しているかどうかはこれからのネット社会には重要なことです。当、PR企画事務所で制作したホームページではもれなく最初から記載していますのでご安心を!

 

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