【内訳公表】PR企画事務所がコスパ良いといわれる訳

PR企画事務所がコストパフォーマンスがいい理由

ネットで検索して見つけたホームページ制作会社、動画制作会社、チラシや会社案内をつくる業者などと比較すると、実際50万円で作る内容のホームページがPR企画事務所では30万円で出来てしまいます。動画制作、チラシ制作も同じです。なぜなのか?格安店?品質低い?その理由はこうです。

PR企画事務所は事務所が無い

でも一人でやっているわけではありません。
ホームページ制作のプロフェッショナルも、動画制作、動画の内容や企画を考えるプロ、照明のプロ、編集や写真撮影、文章を書くプロのライターなど様々な人がいます。事務所はないのに。

どういうことかという前に、一般的なネットで検索した時の最上位に表示される業者の内訳を見てみましょう。一番大きな経費に広告がございます。おおよそこの業界の平均値は売上に対して40〜50%と言われています。売上1000万円/月の会社は広告費として400万円〜500万円使ってお客様を獲得しているわけです。さらにそこから会社経費として事務所代、スタッフが使うパソコン、デスク、電気代、社用車、会計などする事務員さんの人件費、応接室のちょっといいオシャレなソファーなども全部経費です。つまりはお客様が支払うホームページ制作に少しづつ上乗せされています。

一般的ホームページ制作会社50万円のホームページ制作内訳

広告宣伝費 25万円
制作に関わる方の人件費 10万円
会社利益 8万円
オフィス家賃 PC ソフト等の経費減価償却費 7万円

PR企画事務所50万円のホームページ制作内訳

広告宣伝費 0円
制作に関わる方の人件費 20万円
会社利益 10万円(個人事業主なので代表の人件費含む)
オフィス家賃 PC ソフト等の経費減価償却費 0

つまり、一般的なホームページ制作会社が50万円かかるところがPR企画事務所では30万円でできます。広告宣伝費、家賃 PC ソフト等の経費は必要ないので制作に関わる方の人件費をその分増やすことができます。会社利益は上がって見えますが、これはPR企画事務所が個人事業なので打ち合わせや撮影などの行う代表の人件費も含みます。

スタッフが働く場所はご自宅

PR企画事務所は事務所がない。スタッフはいるけどスタッフが働く場所は各ご自宅です。パソコンも何台かスタッフに貸し出しているものはありますが、基本ご自身のものを使用していただく。電気代も。社保や年金もご自身持ちです。

でも、それでは品質低いんじゃないの?

逆です。PR企画事務所の仕事の進め方を説明します。

ここ数年のPR企画事務所に依頼がくる仕事は一人でこなしきれる量ではありません。そんな中、スタッフ募集をかけてみると次第に仲間が増えていきました。今では様々な愉快な仲間がいます。

仕事内容を共有したりするグループLINEがあり、新しく依頼があった仕事はまずここに流します。『こういった業界からのホームページ制作の仕事依頼が来ました。』と流せばそれが得意な人が「やってみたいです」と返信がきます。僕判断でできそうな人であればやってもらいます。進捗管理はLINEグループ以外にもzoomやSlack、対面で打ち合わせすることもあります。進捗管理を細かくすることで質が落ちる事はありません。逆にグループ内で共有することで更にいいアイデアや高度な技術が入るので確実に品質が上がります。

これは今の時代だからできる事でLINE、zoom、Slack、ギガファイル便などがなければ出来ません。

このような仕事の進め方のメリットはコストがかからない分、他社でやるよりも安く、仲間で進捗を共有する事で品質上がります。仕事をやってもらう人へも通常より高い報酬を渡すことが出来ます。

デメリットはお金面でいうと、パソコン、データーを保管するHDD、通信費用、電気代などは各自もち。社保はなく国保を自分持ちで支払う。年金も厚生年金ではなく国民年金を自分持ちで支払うなど。
仕事面でいうと、制作の能力が達してなければできる人の制作過程をzoom等で見て能力を上げていく必要があります。もしくは見習いとして、できる人のお手伝いをすることもあります。

リピート率が高いので広告宣伝費0円

事務所家賃などのコストをかからない分、そのまま一般的な価格より下げるのでリピートの仕事がとても多いです。ホームページを制作して気に入ってもらい、その後会社パンフレットを制作、ホームページの更新業務を年間契約でいただいたり、インスタグラム等の運用代行業務をいただいたり、最終的には広報業務全てを任せてもらえることも珍しくありません。もちろんそれらの追加依頼も一般的な価格より安く質の良いものを提供できているからこそリピートしていただいていると考えています。

こうすることでこういった業界では必要不可欠な一般的に売上の40〜50%を占める広告宣伝費を全くかけず仕事依頼がたくさんいただけるようになりました。

スタッフの質がいい

様々なスタッフがいます。一例をいうと、

先日胃がんが発見され胃の80%を摘出したホームページ制作のスペシャリスト

ホームページ制作に限らずプロジェクト進行も優れています。元々理学療法士で頭がいいのか全般的に優れています。しかし今年の夏に胃の80%摘出しているので体力勝負のような力仕事は苦手なようです。

芸術大学生

現役の大学生。クリエイティブなことを学んでいる。この方も頭がいい。文章能力が高い。プレスリリースの原稿を書かせると採用率80%を超える。ホームページ制作、動画制作、チラシ制作など全般こなす。学費を奨学金を借り、電車定期代や食費も自分で稼ぐ。学業と両立するために時間が決まっている飲食店のバイトより授業の合間や移動時間などの隙間時間でも仕事ができ、且つクリエイティブなこの仕事を気に入ってやってもらっている。


最後に

他にもいろんな仲間がいます。家からあまり出れない鬱病の人。ADHDの人。会社組織の中ではうまく馴染めない人。そんな方でも全く問題なくやってもらっています。今はまだ仕事としてのレベルに達していない人も仲間には居てて、できる人に質問したり、「こんな感じで仕事進めていってるんだー」と今は見ているだけの人もいます。

ホームページをつくる過程で、
1.クライアントと対面でヒアリング
2.写真/動画撮影
3.クライアントと対面で途中経過打ち合わせ

これ以外は家から出なくてもPCだけあればできるので、家からあまり出れない鬱病の人でもできます。体調が悪ければ他の仲間がフォローに入れます。対面の打ち合わせは基本的には代表のわたしがやります。撮影は得意な人がやればいいだけ。

会社組織の中ではうまく馴染める能力はここではあまり必要ありません。集中力がなくてもいい。一つのことを仕上げるのが遅くてもいい。文章考えるのは寝ながらスマホに打ち込んでもいいし、お風呂に入りながらでもいい。朝が苦手なら夜から仕事してもいいし、お菓子食べながらでもいい。疲れたら仮眠もOK。そんな仕事スタイルでも最終的に依頼いただいた会社のホームページは最高のものができるし、売上が上がるチラシも作れる。グループでやることで『社会不適合者』と言われた経験がある人もいい報酬をもらえ、クライアントの売上を上げ、地域を盛り上げていく人になってもらいたいと思っています。

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