最近よく見るサブスク型のホームページ制作初期。費用無料、 月々9,800円からみたいな感じ。
一方で制作代が最初に30万円ほどかかる一番多いパターン。
この記事はどっちの味方とかではなく、双方のいいところ、悪いところを伝える目的で書きました。
まず結論
短期・初期費用を抑えたい・運用も任せたいなら:サブスク型(¥9,800/月)
中長期で資産化・自由度や独自仕様が必要なら:買い切り型(初期¥30万)
2年以内の運用=サブスクが安いことが多い/3~5年運用=買い切りが有利になりやすい(条件次第)
ケース別おすすめ20例
サブスク向き(10例)
- 単発イベント特設:終了後は不要。初動重視。
- 短期キャンペーンLP:数か月運用→閉鎖が前提。
- 開業直後:資金制約。まず看板を最速で。
- 不確実な新規事業:最長1年で撤退も想定。
- 移転案内の仮サイト:一時情報の周知が目的。
- 季節採用ページ:募集期間限定で使い切る。
- テストマーケ:反応が悪ければ撤退しやすい。
- SNS主導の集客:HPは名刺代わりで十分。
- テンプレ許容:差別化よりスピード重視。
- 更新を外部に任せたい:担当不在でも回る。
買い切り向き(10例)
- 5年以上継続の法人:長期投資で資産化。
- SEO重視:記事追加で成果が積み上がる。
- ブランド再現が重要:独自デザイン必須。
- 商品数の多いEC:カテゴリや在庫を柔軟運用。
- 頻繁にお知らせ発信:即時更新が命。
- 補助金活用:初期費用を抑えて品質確保。
- 競合が強い:テンプレでは埋もれる市場。
- 予約・会員・多言語:機能自由度が必要。
- 将来リニューアルを想定:資産として保持。
- 広報担当がいる:自社で継続運用が可能。
サブスク型ホームページと買い切り型ホームページの違いを徹底比較
本記事では、初期費用を抑えられる「サブスク型」と、制作費を一括で支払い所有権を持つ「買い切り型」ホームページの違いを詳しく解説します。国内で実際に利用した人々の口コミや不満、よくある失敗談も取り入れ、契約前に役立つ情報を中立的にまとめています。
はじめに
ホームページ制作を検討する事業者が最初に悩むのが「サブスク型にするか」「買い切り型にするか」です。インターネット上にはさまざまな意見があり、どちらが優れているのかは一概に言えません。しかし契約前に知っておかないと後悔するポイントがいくつも存在します。
この記事の目的は、どちらかを一方的に推すことではありません。実際に国内の制作会社や利用者が公開している記事・口コミを参考にしながら、それぞれのメリット・デメリットを整理し、最終的に「自分の事業にはどちらが適しているのか」を判断できる材料を提供することです。
1. サブスク型ホームページとは?
サブスク型は、月額料金を支払い続けることでホームページを利用できる方式です。初期費用は無料または数万円程度と低く設定されることが多く、飲食店、美容室、士業、学習塾など幅広い業種で導入されています。多くはテンプレートをベースにしたデザインで、短期間で公開できるのが特徴です。
ただし「月額を払えば無制限に更新できる」と誤解している人も少なくありません。実際には更新回数や範囲に制限が設けられているケースが一般的です。たとえば「月3回まで文章修正は無料」「画像差し替えは1枚まで」「新規ページ追加は別料金」といった条件が契約に含まれていることがあります。
さらに解約に関するトラブルも多く報告されています。口コミには「解約したらホームページが消えてしまった」「データをもらえなかった」「ドメインが業者名義で自社に戻ってこなかった」といった声が目立ちます。つまり短期的には便利でも、長期的な資産としてはリスクを抱えているのです。
それでもサブスク型は、資金が限られている開業直後の事業者や短期イベントのサイトなどに向いており、「とにかくすぐにサイトが欲しい」というニーズには合致しています.
2. 買い切り型ホームページとは?
買い切り型は、制作費を一括で支払い、完成品としてホームページを受け取る方式です。相場は30万円前後からですが、ページ数やデザインの自由度、機能の有無によって価格は大きく変わります。納品後は原則としてサイトの所有権が依頼者に移り、サーバーやドメインも自社名義で契約できます。
WordPressなどのCMSを導入すれば、更新作業を自社で行える点が大きな利点です。記事を増やしたり、お知らせを出したりする運用を積み上げることで、検索エンジンからの評価を高めて集客につなげることができます。
一方で、初期費用の負担はサブスク型に比べて大きく、資金に余裕がない事業者にとってはハードルになります。また、納品後に更新や保守を自社で行わなければならず、放置すれば「古い情報が残って信頼性が落ちる」というリスクもあります。
ただし長期的に見るとコストは安定しやすく、5年以上利用する場合にはサブスク型よりも総額が安く済むケースがほとんどです。ブランドを長く維持し、SEOを積み上げたい事業者にとっては買い切り型のほうが向いているでしょう.
3. 維持メンテナンス費の実態(サーバー/ドメイン/保守の内訳)
ホームページには必ず「維持コスト」が発生します。代表的なものはサーバー代とドメイン代です。共用サーバーを使えば年額6,000〜8,000円前後、一般的なドメイン(.com等)は年額1,000〜3,000円程度が相場で、合計して年12,000円前後(=月1,000円程度)に収まることが多いです.
一方、WordPress等のCMSを使う場合は、別途「保守作業」が必要です。具体的には(1)コア/テーマ/プラグインのアップデート、(2)バックアップ取得と復元テスト、(3)軽微な表示崩れの確認、(4)脆弱性情報のチェック、(5)フォームの動作確認など。これらを代行する保守契約は、内容が明確で月5,000円前後なら妥当と考えられます。毎月の作業報告がなく、実施内容が不透明なまま高額な保守料を請求されるケースには注意が必要です.
保守項目の例と頻度
- アップデート適用:月1回(緊急のセキュリティFixが出た場合は随時)
- 自動・手動バックアップ:毎日〜週1回+月1回の復元テスト
- 表示・フォーム動作チェック:月1回(繁忙期は都度)
- アクセス解析の簡易レポート:月1回(主要KPIの推移)
サブスク型では、これらの維持・保守コストが月額に「内包」されていると説明されることが多いですが、実費そのものは前述の通り高額ではありません。差額は、更新依頼の受付、担当者の人件費、運用体制の維持等に充てられます。契約前に「月額の内訳(どこまでが含まれ、何が別料金か)」を明文化しておくことが、後悔を避ける最重要ポイントです.
4. 更新ワークフロー比較(サブスクと買い切りの運用の違い)
サブスク型の一般的な流れ
- 依頼:メールやフォームで「修正内容」を送る(テキスト・画像・ページ名)。
- 受付:サポート窓口がチケット化し、キューに投入。契約プランにより「当日/翌営業日/3営業日以内」などのSLAが設定されることが多い。
- 実装:テンプレートに沿って差し替え。新規ページや大幅デザイン変更は別見積もり。
- 公開:担当者がチェックして本番反映。内容確認のレスが遅れると、全体の反映も遅くなる。
長所:依頼するだけで反映される。短所:更新回数やボリュームに上限がある/繁忙期は待ち時間が伸びやすい。
買い切り型(自社更新)の一般的な流れ
- CMSログイン:権限ごとに役割を分け、誤操作を防ぐ(編集者・投稿者・管理者)。
- 下書き→プレビュー:誤字脱字、リンク切れ、alt属性、見出し階層を社内でチェック。
- 公開:タイマー予約やカテゴリ設定、内部リンクの追加まで一気通貫で担当。
- 拡張:必要に応じてタグ管理や構造化データを追加(中級者向け)。
長所:スピードと自由度。短所:ルールや運用ガイドが無いと属人化・品質低下が起きやすい。
どちらにも長短があります。更新の頻度が高く、即日で反映したい文化(飲食の臨時休業、クリニックの告知、ECの在庫情報など)なら、買い切り+自社更新の体制が噛み合いやすい。一方、更新頻度が低く、依頼テキストを用意するだけで済ませたい場合は、サブスクによる代行の快適さが勝ります.
5. 解約・移管シナリオの実務(トラブルを避ける具体手順)
解約時の混乱は「契約前に確認すべきこと」を曖昧にした結果、起きがちです。以下のチェックで大半のトラブルは防げます。
データの取り扱い
- サイトデータはエクスポート可能か(HTML一式/WordPressのエクスポート/画像含む)
- 画像パス書き換えの有無(CDNやベンダー独自パスを使っていないか)
- フォーム送信履歴・会員情報・予約データの扱い(個人情報の取り扱い)
ドメイン移管の流れ
- 現在のレジストラ確認(Whois情報/管理者メールの受信可否)。
- AuthCode(移管用コード)取得とロック解除。
- 移管申請→承認→ネームサーバー切替(DNS伝播のタイムラグを考慮)。
ドメインが業者名義の場合、移管拒否や遅延のリスク。最初から自社名義にしておくのが鉄則です。
よくあるハマりどころ
- サブスク解約=サイト停止(静的書き出し不可/エクスポート有料)。
- 特注機能がベンダー内製で、引き継ぎ先では動かない。
- 外部予約や計測タグの設定情報が引き継げず、再構築が必要。
結論として、「解約後にどうなるか」を契約書で明文化しておくことが最重要です。エクスポート形式、費用、納期、サポート範囲を事前合意しましょう.
6. よくある不満・失敗談(典型パターンの整理)
ケースA:更新制限に阻まれて販売機会を逃す
月内の無料更新回数を使い切ってしまい、緊急の価格改定が間に合わなかった。追加費用の見積もり→承認→着手に時間がかかり、キャンペーン初動を逃してCVRが伸びず、在庫も捌けなかった。結論:更新が事業の速度に追いつかないと、機会損失が積み上がる.
ケースB:買い切りで放置→“古い情報”が信用を削る
買い切り後に担当者が退職。CMSの権限・手順が伝承されず、営業時間や価格が古いまま半年以上放置。口コミで「情報が古い」と指摘され、問い合わせも減少。結論:買い切りは運用体制の継続性が命.
ケースC:解約時にデータを持ち出せずゼロから作り直し
サブスク解約後にサイトが停止。エクスポートは有料だが、画像パスやレイアウトが独自仕様で、別環境では再現に手間と費用が発生。結論:持ち出し条件の事前確認がないと、乗り換えコストが跳ね上がる.
上記はいずれも「契約の読み込み不足」「運用体制の未整備」が原因です。方式の優劣ではなく、準備と合意で回避できます.
7. Googleは更新頻度をどう見ているか(実務視点)
検索上位に必要なのは「意味のある更新」を継続することです。Googleは「週◯回」といった回数を明言していませんが、実務では最低でも月1回、可能なら週1回の更新を推奨します。重要なのは、日付の付け替えや中身の薄い記事ではなく、利用者の疑問を解決する具体的情報(FAQ、事例、価格・納期・在庫、変更点の明確化)を追加することです.
地域ビジネスの更新例
- 営業時間・臨時休業・予約状況を逐次更新(来店前の不安を解消)。
- 症例・施工事例・ビフォーアフターを月1〜4本追加(信頼の蓄積)。
- よくある質問(FAQ)を継続拡充(お問い合わせ削減)。
「検索で選ばれる理由」を増やす行為=コンテンツ更新。更新の目的は順位上げではなく選ばれる確率を上げること.
8. 費用シミュレーション拡張(3年・5年・10年/更新頻度別)
| 方式 | 3年 | 5年 | 10年 |
|---|---|---|---|
| サブスク(月1万円) | 約36万円 | 約60万円 | 約120万円 |
| 買い切り(制作30万円+実費年1.2万円+保守月5千円) | 約30万+(3年実費3.6万)+(保守18万)=約51.6万円 | 約30万+(5年実費6万)+(保守30万)=約66万円 | 約30万+(10年実費12万)+(保守60万)=約102万円 |
※保守を自社運用(月0円)にすれば買い切りはさらに安くなります。一方、更新を毎回外注(1回5,000〜2万円)すると、頻度によっては買い切りでも総額が上がります。自社体制の有無で数十万円単位の差が出る点に注意.
9. 契約前チェックリスト拡張(実際に聞くべき質問)
- 更新は「何回/どの範囲/何営業日で反映」か? SLAの文面は?
- 解約時のデータ引き渡し:形式は?画像含む?費用・納期は?
- ドメイン名義は自社か?移管時の手数料と手順は?
- 著作権・所有権:デザイン/コード/写真の扱いは?
- 保守の内訳:月次レポートの有無、更新テスト手順は?
- 緊急対応:営業時間外・連休・繁忙期はどうなる?料金は?
質問は「証跡ベース」で。契約書・仕様書のどこに記載があるかまで確認し、口頭説明だけで判断しない.
10. まとめ(後悔しない選び方)
- 短期・不確実・最低限でよい → サブスク型が安全。
- 長期・自由度・資産化重視 → 買い切り型が有利。
- いずれも「契約透明性」と「運用体制」が成果を分ける。
- 更新は意味のある情報を一貫して積み重ねる。
方式の優劣ではなく、事業のフェーズと運用力で選ぶこと。この記事が、あなたの判断を少しでも確かにする手がかりになれば幸いです.