情報誌

地域情報誌春号完成

    地域情報誌いながわベース2020年春号完成

    『地域情報誌いながわベース』が完成しました。28P。

    この情報誌は行政(役場)だけではできないこと。民間だけではできないことを、双方が協力することにより地域住民にとって価値あるものを生み出します。

    例えば町の広報誌は町のお店情報など、公平性の観点から情報を乗せることはできません。しかしながら住民からしてみれば情報誌にお店情報はあったほうがいいという声も多く聞きます。公平性が必要な行政にはできません。新しくオープンしたパン屋さん、カフェの春スイーツの特集などの情報とか。

    反対に、いながわベースだけでは通常は許可が難しい取材も役場の協力によりできることも多々あります。定期的に開く会議も役場の会議室をお借りすることもあります。

    そんないながわベース情報誌制作チームの編集長をしております。今回で4誌目。この情報誌を一回発行するのに実はざっくり100万円かかります。内容としては印刷費用・全戸配布するポスティング費用・デザイン費・取材費などの経費などなど。そのほとんどを広告費でまかなっています。ここでも一つ行政のおかげがありまして、町の広報誌と同梱状態で各家に配布されます。ここが実はポイントで、家のポストに勝手に入れられるチラシなどの広告物と違い、町の広報誌は手にとってしっかり読まれる率が圧倒的に高いです。行政からのお知らせという重要性もありますが、猪名川町の広報誌のクオリティーは全国トップレベルであり過去、市町村広報紙コンクールで優秀賞をとるほどものもの。これとほぼ同じタイミングで配布されることにより、誌面広告を掲載したいと依頼されることが多いようです。

    現在はこの情報誌を年に2回発行しています。発行と同時に行っているのがイオンモール猪名川で発刊記念イベント。情報誌28Pに載せきれなかった内容や写真の展示を中心にさまざまなイベントを企画しています。目的としては地域情報誌いながわベースの認知度アップ、広告主の宣伝を兼ねて猪名川町民だけでなく、その周辺地域の皆様にもこの町の良さを知ってもらうことです。こういった活動から地域情報誌いながわベースは認知度が徐々に高まってきています。営利に属さないいながわベースは週末2DAYSのイベント開催でもスペース代は無料。一般企業だと10万円程度のスペース代が必要となります。

    行政ではできないこと。民間ではできないことを協力することにより新しい価値を生み出し地域に貢献する。いながわベースにしかできない活動をこれからも楽しみながらしていきたいと思います。編集長としてはよりデザイン性を高く。情報として読み物としてより価値のあるもの提供できるように日々学んでいきたいと思っています。